いじめや無視、無関心(無関与)は、子供たちの世界ばかりではなく、教師の世界にも広がっていきます。
本書はこのような状況の中で、「教職を辞したい」と思うまでに追いつめられた(現場)教師数名の実際の体験を取り上げたものです。彼らは、子供が好きで教師になり、子供との交流や授業指導を大事にしてきた教師たちです。彼らの体験を通じて、今、教師の世界に何が起きているのか、教師の位置から現在の教育の深刻な事態を見直していこうとするものです。また、本書は、現在の教職生活で^直面した苦悩や挫折を、教師がどのように意味ある体験や希望に変換し、教師自身と教育実践の「再生」を果たしていけばよいうのか、その具体的な解決方法を提案したものです。
小島 侑 著
203頁 定価1600円
ISBN4-313-63047-3 C0037
1 comment
バナナ坪内
2013年7月30日 at 4:23 PM (UTC 9) Link to this comment
いい見事な内容で、たいしたものだ。